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ピボットテーブルの使い方がわかりやすく学べる本!スピードマスター ピボットテーブルの要約とレビュー!

 

ピボットテーブルとは何?から分かりやすく学べる本!

皆さんはExcelのピボットテーブルを活用していますか?

 

ピボットテーブルという言葉は知っているけど何に役立つのか、どこで使うのかわからない方もいるかと思います。

 

実は私もその1人でした。

 

名前は知っていましたが、以下の状態でした。

 

これまでの自分
  • そもそもピボットテーブルって何?
  • 何ができるの?
  • どう活用すれば良いの?

 

ただ、今回紹介する本を読んだ結果、以下のメリットが得られました。

 

この本を読むメリット
  • ピボットテーブルとは?が解決
  • 実際に使えるようになる
  • すぐに業務に活用できる

 

そしてその結果、作業時間を短縮できた業務がいくつもあります。

 

また、株式会社ビズリーチが発表した【リスキリングに関する調査レポート】によると、新たに身に付けたいスキルとしてデータ解析・分析が1位でした。

 

https://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2021/1129.html

 

ピボットテーブルはまさにデータ分析・解析ができるExcelの機能です。

 

そして今回紹介する本はExcelの便利な機能の一つであるピボットテーブルを分かりやすく解説してくれています。

 

ぜひこの本を読んでピボットテーブルについて理解し、業務に活用してみて欲しいです。

 

スピードマスター 1時間でわかる エクセル ピボットテーブル

 

 

今回紹介する本は

 

スピードマスター 1時間でわかる エクセル ピボットテーブル

 

です。

 

著者の木村幸子さんはExcelに関する書籍を多数執筆しています。

 

そして、本のタイトルからわかるようにこの本はピボットテーブルだけに焦点を当てた本です。

 

書店に行くとExcelの書籍はたくさんありますが、その大多数はExcel全般の本かと思います。

 

そのため、各項目について深掘りされていない書籍もありますよね。

 

また、通読する本というより、何かやりたいことがあってそのやり方が載っていないかな?と辞書的に活用する本が多いと思います。

 

今回紹介するスピードマスターは上記の本とは異なり、ピボットテーブルだけを解説した本です。

 

そのため、最初のページから最後のページまでを読み切ればピボットテーブルについてはマスターしたと言っても良いでしょう。

 

広く浅くではなく、狭く深く教えてくれているので目的を持ってこの本を読めば必ずスキルアップに繋がります。

 

この本の4章で構成されています。

 

  1. この本の構成
    1. 期待通りのピボットテーブルを作成するための条件
    2. ピボットテーブルの原理と構造を知ろう
    3. クロス集計してみよう 実践ピボットテーブル
    4. ツールを使ってさらに情報を引き出そう

 

構成を見てもピボットテーブルをわかりやすく学ぶための本になっていることがわかります。

 

この本はとにかくピボットテーブルを使ってみたいというビジネスマンや就活生におすすめです。

 

また、初心者の方でも全く問題なくピボットテーブルが使いこなせるようになります。

 

以下にこの本の簡単な要約を書いていきたいと思います。

 

 

第1章:期待通りのピボットテーブルを作成するための条件

第1章ではそもそもピボットテーブルは何が便利なのか、どう使えばいいのかということを詳しく解説してくれています。

 

この章で学べること
  • どのような業務に使えるのか
  • 通常の集計とクロス集計は何が違うのか
  • ピボットテーブルを使いこなすための下準備

 

第1章を読むことでピボットテーブルの前提条件を学ぶことができます。

 

私はこの章を読んだだけで自分の業務だとどういうことに利用できるかな?と考えるようになりました。

 

すぐに自分の業務とリンクできるような作りになっている章だと思います。

 

サンプル画像(Amazonより)

 

第2章:ピボットテーブルの原理と構造を知ろう

第2章では実際にピボットテーブルを使いながら原理と構造について解説されています。

 

「Excelを開いた画面からどう進めばピボットテーブルを作成できるのか」ということも画像付きで解説されているので初心者の方でも問題なく作成することができると思います。

 

サンプル画像(Amazonより)

 

第3章:クロス集計してみよう 実践ピボットテーブル

第3章ではピボットテーブルの一番の利点であるクロス集計について解説されています。

 

ピボットテーブルは柔軟にカスタマイズできるのが魅力です。

 

狙った値をすぐに出力できるような操作方法や考え方について画像付きで詳しく解説されています。

 

この章をマスターすることでピボットテーブルが自分の思い通りのデータを出力してくれるようになります。

 

このあたりからピボットテーブルが楽しく思えるようになるはずです!

 

サンプル画像(Amazonより)

 

第4章:ツールを使ってさらに情報を引き出そう

第4章ではピボットテーブルの見栄えをよくするツールや便利な機能について解説されています。

 

特に、以下の機能は見栄えも良くなりますし、便利機能なので身に付けていただきたいです。

 

  • スライサー
  • タイムライン

 

こちらも画像付きで丁寧に解説されているので、直感的にわかるようになっています。

 

個人的にスライサーとタイムラインは今の業務でも使用しており、非常に参考になりました。

 

データさえしっかり構築できていれば、自分の出したいデータを一瞬で出力することが可能なので感動するはずです。

 

そしてこの章まで進むと勉強資料として作成した自分の資料が、どんどん見栄えが良くなっていることを感じられるようになるはずです。

 

この小さな成功体験が実際の業務でも使用してみようというモチベーションアップにつながると思っています。

サンプル画像(Amazonより)

 

スピードマスター 1時間でわかる エクセル ピボットテーブルの感想・レビュー

この本はピボットテーブルを活用して業務効率化を図りたいと考えている方にとってぴったりの本だと思います。

 

Excel全般の本を買っても結局すべてのページを通読しない可能性がありますよね。

 

また、自分の業務では活用しない機能が多いなと感じ、本棚で眠らせてしまう人もいるかもしれません。

 

しかし、この本はピボットテーブルだけを解説してくれているので、ピボットテーブルで困った時に開けばすぐに解決できます。

 

そして、「この本を開く必要がなくなった」ということは「ピボットテーブルを使いこなすことができるようなスキルが身についた」ということと同義だと思います。

 

ピボットテーブルを使いこなせるようになると本当に業務効率化につながります。

 

ぜひこの本を読んでExcelのスキルアップを図ってほしいと思います。